精神科病院へ行って薬を処方してもらう!

精神科における薬物療法の基本とは

身体的な異常は特にないのに、精神的にも肉体的にも不調が続いたり、ストレスが原因で食事や睡眠のような日常生活がままならなくなったりしてしまい、医師や知人の紹介などで精神科・心療内科を受診することになった際、「一体どんな治療を受けることになるのか」というのは、ネットや本で情報収集が可能な時代とはいえ、自分で体験してみるまでは非常に不安になる点ですよね。

精神医療には、認知行動療法や森田療法など、投薬以外の治療法も存在しますが、やはり主流であるのは薬物療法です(勿論これらを併用することもあります)。かつては多剤投与という、効き目のありそうな薬剤を手当たり次第に処方する方法が多く、精神科医療に対するイメージ低下にも繋がっていましたが、近年は医師や臨床心理士が綿密にカウンセリングを行った上で、患者の希望する治療方針を極力尊重しつつ、ベストな処方や治療法を探していくタイプのクリニックも増えています。

効果の自己判断はNG、必ずドクターと相談しながら

診察を受けた結果、薬物療法を受けることになり、1週間分程度処方された薬を服用したとします。そうすると、あまり効果が感じられないこともあれば、逆にすぐに効果が表れることもあるのですが、どんな状態であれ、自己判断で通院をやめてしまうのは、うつ状態・うつ病の悪化・再発リスクを著しく高めてしまい、結果的に回復に時間がかかってしまうことになります。

はじめのうちは短い間隔で受診し、前回以降の投薬の効果を確認しながら、薬の種類や分量を調整していく方法が主流ですので、診察のたびに医師と細かく情報を共有し、自分に適した処方を探ることが大切です。似た効果を持つ薬でも、人によって合う、合わないがあったり、症状が変化するにつれて薬を変える必要があったりもしますし、治療の経過については診察時に正直に話しましょう。もし、自分の希望する治療と、医師の治療指針が合わないと感じたら、セカンドオピニオンの受診も一つの手です。